風俗で働く女性は何を求めているのか|外からは見えない本音
前回は、
「不特定多数との関係を求める心理」
について考えてみました。
今回は少し視点を変えて、
風俗で働く女性について考えてみたいと思います。
最初にお伝えしておきますが、私は風俗で働く女性をリスペクトしています。
もちろん様々な意見があるでしょう。
賛成する人もいれば、否定的な人もいると思います。
ただ私は、一人の人間として見たときに、そこには簡単には語れない事情や人生があるように感じています。
人は自分の知らない世界を単純化したがる
人は知らない世界に対して、つい決めつけをしてしまいます。
風俗で働く女性についても同じかもしれません。
お金のため。
生活が苦しいから。
楽に稼ぎたいから。
世間では様々なイメージが語られます。
もちろんそういう理由の人もいるでしょう。
しかし本当にそれだけなのでしょうか。
私はそうは思いません。
人間の行動は、もっと複雑なものだと感じています。
理由は一人ひとり違う
61年生きてきて思うことがあります。
同じ仕事をしている人でも、その理由は全く違うということです。
会社員にも様々な人がいます。
公務員にも様々な人がいます。
自営業にも様々な人がいます。
風俗で働く女性も同じでしょう。
生活のための人。
学費のための人。
夢を追いかけるための人。
自由な働き方を選びたい人。
人と接することが好きな人。
理由は一つではありません。
だから私は、「風俗嬢とはこういう人だ」と一括りに語ることはできないと思っています。
私がリスペクトする理由
私が風俗で働く女性をリスペクトする理由は単純です。
人が簡単にはできない仕事をしているからです。
どんな仕事にも大変さがあります。
しかし、人の欲求や感情と向き合う仕事は特に大変だと思います。
相手によって態度も違うでしょう。
気疲れする日もあるでしょう。
嫌な思いをすることもあるかもしれません。
それでも働いている。
私はその事実だけでも十分に尊敬に値すると感じています。
快楽を提供する仕事
少し考えてみると興味深いことがあります。
世の中には様々なサービス業があります。
レストランは食の満足を提供します。
ホテルは快適な空間を提供します。
遊園地は楽しさを提供します。
では風俗店は何を提供しているのでしょうか。
私は、
「快楽」
だけではないように思っています。
もちろん性的なサービスもあります。
しかし実際には、
会話を求めている人。
癒やしを求めている人。
承認を求めている人。
孤独を埋めたい人。
そうした様々な感情が存在しているのではないでしょうか。
人は想像以上に孤独なのかもしれない
年齢を重ねるほど感じることがあります。
人は案外孤独です。
家庭があっても孤独な人がいます。
結婚していても孤独な人がいます。
友人に囲まれていても孤独な人がいます。
だから人は誰かとのつながりを求めるのでしょう。
それは恋愛かもしれません。
友情かもしれません。
家族かもしれません。
あるいはお店で過ごす短い時間かもしれません。
私は、風俗という仕事の背景には、そうした人間の孤独も関係しているような気がしています。
善悪だけでは語れない
世の中には善悪で判断しやすい話があります。
しかし人間の欲求や感情は、それほど単純ではありません。
風俗という仕事もそうだと思います。
否定だけで語ることもできません。
肯定だけで語ることもできません。
そこで働く女性にも人生があります。
利用する側にも事情があります。
だから私は、簡単に答えを出さない方が良いテーマだと思っています。
年齢を重ねて思うこと
若い頃は、物事を白か黒かで考えることがありました。
しかし61歳になった今は、
その間にあるグレーの部分が見えるようになった気がします。
人はそれぞれ事情を抱えています。
価値観も違います。
生き方も違います。
だから私は、自分と違う選択をしている人を簡単に否定したくありません。
理解できなくても尊重する。
その姿勢は大切なのではないでしょうか。
まとめ
風俗で働く女性は何を求めているのでしょうか。
お金かもしれません。
自由かもしれません。
夢かもしれません。
自立かもしれません。
その答えは一つではないと思います。
私は風俗で働く女性をリスペクトしています。
なぜなら、その人なりの人生と選択がそこにあるからです。
そして人を理解するということは、相手を決めつけないことなのかもしれません。
次回は、
「快楽は人を幸せにするのか|満たされる人と満たされない人の違い」
について考えてみたいと思います。
快楽を求め続ければ人は幸せになれるのでしょうか。
それとも別の何かが必要なのでしょうか。
皆さんはどう思いますか。
