「最近、挿入がうまくいかない」
「昔のように求め合えなくなった」
そんな悩みを抱える夫婦は、50代・60代になると決して少なくありません。
けれど実は、長く穏やかに続いている夫婦ほど、挿入に強くこだわっていないという事実があります。
この記事では、
なぜ「挿入ありき」の夫婦生活が苦しくなり、
なぜ「挿入にこだわらない関係」が長続きするのかを、
- 心理
- 身体
- 夫婦関係
この3つの視点から解説します。
年齢とともに「性」は変化するのが自然
年齢を重ねると、男女ともに体は変わります。
代表的な変化
- 男性:勃起力・持続力の低下
- 女性:乾燥・痛み・不安感の増加
これは「衰え」ではなく、自然な変化です。
しかし多くの夫婦は、無意識のうちに
「昔と同じ形の性」を求め続けてしまいます。
その結果、
- できない自分を責める
- 相手に申し訳なさを感じる
- 触れること自体を避ける
といった悪循環に陥りやすくなるのです。
「挿入=愛」という思い込みが夫婦を遠ざける
日本では長年、
「セックス=挿入が成功してこそ」
という価値観が刷り込まれてきました。
しかし心理学的に見ると、
愛情や安心感は、挿入によって生まれるものではありません。
むしろ、次のような行為のほうが、
- 手をつなぐ
- 抱きしめる
- 一緒に眠る
- 肌の温度を感じる
**オキシトシン(愛情ホルモン)**の分泌を高めることが分かっています。
挿入にこだわらない夫婦ほど「会話」が増える
挿入をゴールにしない夫婦には、共通点があります。
- 無理をしない
- できない日があっても責めない
- その日の体調や気分を言葉にする
こうした習慣が、自然と育ちます。
その結果、
「今日はどう?」
「無理しなくていいよ」
といった優しい会話が増え、
心の距離が縮まりやすくなるのです。
これは、⑦「50代からの優しい愛し方」で伝えている
**「思いやりが先にある関係」**そのものです。
実は「挿入しない方が続く」夫婦は多い
カウンセリング現場や調査では、次のような夫婦が多く見られます。
- 挿入は年に数回
- それ以外はスキンシップ中心
- それでも仲はとても良い
彼らに共通するのは、
- 性を「確認作業」にしない
- 義務にしない
- 成功・失敗で評価しない
という姿勢です。
続いている理由は、とてもシンプル。
無理をしないこと。
それだけなのです。
誰も悪くない。変わっただけ
ここで一番伝えたいのは、これです。
誰も悪くありません。
- できなくなった男性も
- 痛みや不安を感じる女性も
どちらも、ただ変化の途中にいるだけです。
挿入にこだわらない選択は、
逃げでも妥協でもありません。
今の二人に合った愛し方を、選び直すことなのです。
まとめ|長続きする夫婦は「形」を手放している
- 性は年齢とともに変わる
- 挿入だけが愛ではない
- 優しさと安心感が関係を深める
挿入にこだわらない夫婦生活は、
実はとても成熟した、大人の選択です。
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▶ 50代からの優しい愛し方
(※本記事の考え方を、実践的に深めた内容です)
「昔のようにできなくなった」
それは、終わりではありません。
今の二人に合う“新しい愛し方”を、少しずつ見つけていきませんか。
