― 原因は「愛情不足」ではありません ―
セックスレスについて考えるとき、
多くの夫婦がまずこう思います。
- 愛情が冷めたのではないか
- 自分に魅力がなくなったのではないか
- 夫婦として終わりなのではないか
けれど、実際に多くの夫婦の話を見ていくと、
セックスレスになる原因は、単純な愛情の有無ではないことが分かってきます。
このページでは、
セックスレスになりやすい夫婦に共通して見られる
**「心の状態」や「関係性の特徴」**を整理していきます。
セックスレスの原因は、突然起きるものではありません
セックスレスは、
ある日いきなり始まるものではありません。
多くの場合、
- 少しずつ会話が減る
- 触れ合うきっかけがなくなる
- 気を遣いすぎて本音が言えなくなる
こうした小さな変化が積み重なった結果として、
「気づいたらレスになっていた」という形で現れます。
セックスレスになる夫婦の共通点
お互いに「察すること」を期待している
セックスレスになりやすい夫婦ほど、
相手に対して
「言わなくても分かってほしい」
という期待を抱きがちです。
- 今日は疲れていそう
- 断られたら傷つく
- 雰囲気が違う気がする
そうやって遠慮や想像を重ねるうちに、
何も言わないことが当たり前になっていきます。
その結果、
本当は気持ちがあっても、
何も起きない状態が続いてしまうのです。
共通点
「拒否=否定」だと思い込んでいる
セックスを断られた経験があると、
- 自分を否定された
- 必要とされていない
- もう求めてはいけない
そう感じてしまう人は少なくありません。
けれど、
断る理由は必ずしも
「愛情がないから」ではありません。
- 体調
- 気分
- プレッシャー
- 失敗への不安
こうした要素が重なっていることも多く、
拒否と否定は、必ずしも同じではないのです。
共通点
セックスについて話すこと自体を避けている
セックスレスの夫婦に共通しているのが、
この話題に触れない空気です。
- 気まずくなるのが怖い
- ケンカになりそう
- どう切り出していいか分からない
そうしているうちに、
「話さないこと」が習慣になります。
話さない時間が長くなるほど、
話しづらさは増していきます。
共通点
関係を「元に戻そう」としすぎている
意外かもしれませんが、
セックスレスに悩む夫婦ほど
「昔の状態」に戻ろうとする傾向があります。
- 昔はこうだった
- 前はできていた
- 元に戻らなければいけない
しかし、年齢や環境が変われば、
関係の形も変わっていくのは自然なことです。
「元に戻す」ことにこだわるほど、
今の自分たちに合わない関係を
無理に押しつけてしまうこともあります。
共通点
問題を「個人の問題」にしてしまっている
- 自分の性欲が強すぎる
- 相手に問題がある
- 自分が我慢すればいい
こうして、
どちらか一方が抱え込んでしまうケースも多く見られます。
セックスレスは、
どちらか一人の問題ではなく、
夫婦関係の中で起きている現象です。
ひとりで答えを出そうとするほど、
苦しさは大きくなってしまいます。
セックスレス=関係が壊れている、ではありません
ここまで読んで、
「うちは、いくつも当てはまるかもしれない」
そう感じた方もいるかもしれません。
けれど、
これらの共通点があるからといって、
夫婦関係が終わっているわけではありません。
むしろ、
関係を大切にしたいからこそ悩んでいる
という見方もできます。
すぐに改善しなくても大丈夫です
セックスレスに対して、
「何かしなければ」「改善しなければ」
そう焦る必要はありません。
- 今は考える時期
- 今は距離を保つ時期
- 今は何もしない選択
どれも、間違いではありません。
ひとりで整理できないと感じたときは
セックスレスの悩みは、
友人や家族には話しづらいものです。
もし、
- 考えが堂々巡りしている
- 自分の気持ちが分からなくなっている
- このままでいいのか整理したい
そう感じたときには、
第三者と一緒に考えるという選択肢もあります。
※無理に行動する必要はありません。
今の自分に必要だと感じた場合だけ、
静かに検討してみてください。
まとめ
セックスレスになる夫婦には、
いくつかの共通点があります。
それは、
愛情がないからではなく、
言葉にできない気持ちが積み重なっている
という状態です。
答えを急がなくても構いません。
考える時間そのものが、
関係を大切にしている証です。
