――「最初から燃えない」のは、おかしくありません
はじめに|性欲が湧かない自分を責めていませんか
「性欲が強い日もあるけど、基本的には自分からはあまり…」
「求められても、最初は気分が乗らない」
「愛情はあるのに、スイッチが入らない」
こうした悩みは、とてもよく聞かれます。
そして多くの人が、ここで自分を責めてしまいます。
でも、はっきり言います。
最初から性欲が湧かないのは、異常ではありません。
性欲にはタイプがあり、特に女性(※一般的傾向として)は、
「レスポンス型(反応型)」が多いと言われています。
この記事では、なぜそうなりやすいのか、そしてどう向き合えば良いのかを、やさしく解説します。
レスポンス型の性欲とは何か
レスポンス型の性欲とは、簡単に言うと、
最初に性欲が“湧く”のではなく、
安心・親密さ・触れ合いなどの刺激に“反応して”高まっていくタイプ
のことです。
たとえば、
- いきなりしたい気分ではない
- でも、抱きしめられて落ち着いた
- 触れられて心地よさが出てきた
- その結果、気持ちがついてくる
こういう流れです。
このタイプの人にとって、
「最初から乗っていない」状態は当たり前で、
そこから反応が生まれるかどうかが鍵になります。
そもそも女性は“安全”が整ってから反応しやすい
多くの女性は、性の場面で
- 体の安心(痛み・不快がない)
- 心の安心(否定されない・急かされない)
- 関係の安心(信頼できる)
が整っていると、体が反応しやすくなります。
逆に言えば、
- 疲れている
- 不安がある
- 心がザワついている
- 早く終わらせたい
- 期待に応えなければと感じている
こうした状態では、体は反応しづらいものです。
これは「気持ちの問題」だけではなく、
脳が“危険・不快”と判断すると、性のスイッチが入りにくくなるという仕組みにも関係しています。
男性と同じスイッチだと思うと、すれ違いが起きる
ここが夫婦やパートナーのすれ違いの大きな原因になります。
一般的に男性は、
- 性欲が先に立ちやすい(自発型が多い)
- そこから行動に移る
という流れになりやすい一方で、
女性はレスポンス型が多いため、
- 行動や雰囲気の中で気持ちが育つ
という順序になりやすい。
この違いを知らないまま、
- 「気持ちがないの?」
- 「最初からノリノリじゃないとダメ?」
という誤解が生まれると、
女性側はプレッシャーを感じ、反応しにくくなります。
男性側は拒否されたように感じ、距離ができます。
悪いのは誰でもなく、仕組みの違いです。
「性欲がない」のではなく「始まりにくい」だけ
レスポンス型の人は、よく
- 性欲がない
- 冷めた
- もう女(男)として終わり
と誤解しがちです。
でも実際は、
性欲がないのではなく、始まりにくいだけ
というケースがとても多いのです。
ここを理解すると、関係は驚くほど楽になります。
レスポンス型の性欲を引き出しやすい条件
では、どうすれば反応が生まれやすくなるのでしょうか。
答えは「テクニック」よりも、環境と安心です。
① 急かされない
「早く」「当然」という空気があると、心が閉じます。
② 目的が“挿入”になっていない
ゴールを決めるほど緊張が増え、反応が鈍ります。
③ 触れ合いが日常にある
普段から手をつなぐ、抱きしめる。
これが安心の土台になります。
④ 会話がある
会話がないと、性は一気に“確認作業”になりがちです。
パートナーに伝えるときの言い方(すれ違い防止)
伝え方を間違えると、相手は「拒否された」と感じやすいです。
おすすめは、次のような言い方です。
- 「最初から気分が上がるタイプじゃなくて、ゆっくり温まるんだ」
- 「触れ合って落ち着くと、気持ちがついてくることが多い」
- 「急がれると緊張して、余計に難しくなる」
ポイントは、
- 相手を否定しない
- 自分の仕組みを説明する
- “協力してほしい”形にする
この3つです。
まとめ|レスポンス型は「欠けている」のではなく「特徴」
- 女性の性欲はレスポンス型が多い(一般的傾向)
- 安心・親密さが整うと反応しやすい
- 「性欲がない」ではなく「始まりにくい」だけ
- 夫婦のすれ違いは、仕組みの違いから起きることが多い
そして何より、
誰も悪くありません。
理解して、焦らず、無理をしない。
それだけで、関係は少しずつ変わっていきます。
次に読むおすすめ記事(内部リンク)
「自分だけおかしいのかも」と感じたときは
性欲の形は、人それぞれです。
そして年齢とともに、少しずつ変わっていきます。
年代別の変化を全体で見ることで、
気持ちがふっと軽くなることがあります。
